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何度も書き直す。

真夜中の救急搬送の同伴者になると言う人生の実績解除を得た。うれしくない。

母親の尿管結石が再発した。起こされて救急を要請されてからも意味がわからないくらい冷静で犬の目に傷がついてもんどり打っていた時の方がパニックだった。おれはひとの痛みに興味がないのかもしれないが、のたうちまわられるとトラウマになっていただろうからそうでなくてよかった。

搬送直前も犬の世話をしたり戸締りをしたり保険証さがせなかったり救急車の内部を観察したりする余裕があった。医療職のひとは芯がありながらやるべきことを淡々とやりつつ必要以上に寄り添わない感じがとても医療職というかんじがしてよかった。

 

母親が尿管結石やって救急を呼んで欲しいとなって救急車に初めて乗って大変な1日だった。本来のたうちまわるほど痛いらしいのだが黙ってのびててくれたのでこちらも冷静に救急を呼べたしトラウマにならずに済んだ。当直で会った医者と看護師が自分のことを過度に差し出しはしないものの患者に寄り添いつつ自分の能力を最大限発揮する一見冷たいような優しさがめちゃくちゃカッコよかった。当直医者は自分の見立てが正しかったか昼間になっても見に来たらしくてその職業観もシビれた あの人たちは労働じゃなくて仕事をやっている