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何度も書き直す。

左官屋さんに出戻りする夢を見た。おおよく戻ったな、明日から打設だと社長が言った。自分がしっている人間は9割いなくなっていたけど5人より多い集団に晒された時オンでもオフでも動きが悪くていじめられるのは時間の問題だから、なんでこんなところにいるのか、今の会社はどうしたのか、今の会社を辞めたにしたってなんでここなのかを考えながら練習にむかおうとしたら目が覚めた。

工場的な効率のよさが求められる立ち回りが苦手で、その意味では左官屋さんはクソも向いていなかった。なんぼ罵られようが黙って練習していたから「あいつはのびる!」とか勘違いされた。女性性(周りは愛嬌とやらでなんとか生きているやつらばかりだった)がないのでケチョンケチョンにものを言ってきたけど愛想がなくても突き落とさないでほしかった。どのみち辞めてよかったんだけど最もスキル習得の難しさと周りの無理解の壁に困難さを感じた職業で、2度と夢にすら出てきてほしくない。

 

夢に囚われるほど薄っぺらい毎日を送っている。仕事(除雪)なんて毎日やることが一緒で天気、話しかけてきた住民くらいしか記憶の持ちようがない。私がイカれてるときに予定を入れまくるのはハイライトを足すためだったのかもと思った。けど孤独に耐えられない時他人を巻き込んでしまうし興奮すると強めな言動をしてそれが引力になる時期もあったけど今は普通に失礼なのでその訓練ができないまま20代が間も無く終わる。

 

毎年必ず誕生日にふれる記事を書いてしまうあたり謎の自己愛から逃れられないというか、この時期は暇しているというかとにかく必ず意識してしまう。年齢はただの数字とは思えているが、やることに追われてただの日付であると思うにはまだ年数がかかる。

20代の感触はとりあえず落第せずに済んだというか落第しなかったことにした、くらいのものだ。解決するべき課題はたくさんある。

 

定期的に人間関係をリセットしたい衝動にかられる。今までのインターネットの友達をほとんど全てブロックしたくてたまらない。ちなみに学校や社会に出てからの友達だとか同僚で連絡を取りたい人はいない。

オタク方面は無理解と性表現の見境のなさから。LGBTQ+関連でなんとなく繋がった人たちはシンプルにいまの俺の成れの果てを見て欲しくない。果てというほどなにか成ったわけでもないが、とにかく冷笑を恐れている。宇宙人扱いを恐れている。生きづらそうという判定をもらうのはもうこりごりだ。放っておいてほしい。

 

とあるzineによばれて、自分の攻撃性について書いた。主に学校生活にフォーカスして書いたけれど当時の家庭環境もよくなかったからわたしの不安は膨れ上がりまくるばかりだった。おかげで私はいまでも不機嫌が元で突き放されるような言動をもらったり誰かが強火で怒られるのをみると不安が爆発して無駄にキレが伝播するかすぐに仕事を放置していなくなりたくなるほど何らかが欠落して使い物にならなくなる。

 

家庭環境をよくしていない原因はもちろん父親と母親それぞれに理由があったのだが、母親が家庭内の私的空間で無力なわたしを捌け口にしていたのは事実で長い時間をかけてある意味でおかしくなってしまった。

いままで出ていくほどの賃金ももらっておらずワケのわからない車も買ってしまったし、それでも言われたままにしていた貯金は制作会社から受ける信じられない圧力の反発ですべて使い切ってしまった。そこからフラフラして、はちゃめちゃな低収入だった。

今年は車がなんかもう無理だなっていうくらいに壊れて、源泉徴収票をもらったらフラフラしていた最後の令和3年より1.7倍も稼いでいて、手のかかる車(とそれに向けるこだわり感情)と低収入(それでも低いのだが)という足枷がなくなりようやく望んだ方向に行けるかもしれん。とかくおれは早く市営住宅に住みたい。