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何度も書き直す。

 

坊主にした。

 

サンキューカットに行くか悩んで結局バリカンを買って自分でやった。こないだまでの髪型を維持するのに美容室に行くタイミングだったのと、夏の間脱色していた髪の色を保ったままフェードアウトさせるのが難しくて汚らしいのと、坊主にしてしてみたい気持ちが合わさり今回の結果になった。

 

坊主だと第三者に理由をきかれがちでややくどい。そしてセルフイメージにあまり変化がなかった(これは銀髪にしたときもそうだったので私が無頓着なだけかもしれない)。正確にいうとセルフイメージが更新されるのにめちゃくちゃ時間がかかる人なのかもしれないと思った。坊主にした夜に外を歩いている想像をした時元の髪型だったから。もっというと坊主だろうがなんだろうが自分からは見えないので、なんだっていい。直前の髪型は概ね気に入っているのでまた伸ばしていくと思う。

 

除雪にやられている。なぜ嫌いなのかいつも考えている。

・呼ばれるか呼ばれないかソワソワしていて日常生活に影響がでているさま

・除雪なとき、だいたい低気圧でバイブスがシンプルにしんどい

・騒音がうるさいというクレームの存在のどうしようもなさ

・普段は意識されないのに、なにかミスがあると途端に自分らが悪者にされプレッシャーを浴びせられるインフラによくある抑圧

・ミスや攻撃の基準が市のガイドラインを逸脱している奴が多すぎること。逸脱しているやつらの対応を上層部でも手に負えずそのまま現場に押し付けてくること。

・除雪にまつわる理解の呼びかけの不足かあるいは住民の聞く気のなさや自分ごとでないとおもっている認知

・夜中に待ち構えて現場のわたしを捕まえて文句を言えば解決できると思っているやつらの存在(今年は出会っていないが去年怖い思いをしただけでその路線はもう十分トラウマ)と、口語の会話が苦手なためにノーといえずワンパンで言い負かされてしまう自分のポンコツさ。おかげで除雪しているすぐそばの家のカーテンに人影が見えただけで心臓が1.1倍ぐらいになる。

・車でただついていけばよい時間のとき、追走が近すぎておそらく仕事をやりづらくさせていること。立っているだけで怒られていた昔の職業のトラウマがしみついていてずっと近くで情報収集してしまいこだわり行動のように抜けないこと。

 

 

心配性なところ(これは精神科の医者に診断書にかかせれば極度の不安という)と、持って生まれたあるいは叩き込まれた仕事に対する必要以上の真面目さという脆弱性を天候や住民に握られているのがしんどいのだと思う。残念ながら私が除雪する機械を運転しているわけでもないのでいつか仕事は終わる。いくら心配しても連続除雪になる日はなるし住民が来ない日もある。そこの不安に大きなリソースを割くのをやめればもう少し楽になるのだが、道路維持のしかも除雪というごく現代の職業が抱えるままならなさを拙い脳で真正面から捉えようとしすぎている。

どちらかと言えば技術的なことよりもこの春になったら消えてなくなるものに対する社会の認知について興味がある。

 

そういえばコロナの後遺症はおそらく治ったと考えていて、歩いていてもしんどくない。数ヶ月後に再燃する説もあるがその時はいいだけ寝込んでやろう。今は循環器に目をくれずあれこれ考えたり普通に歩いたり走ったりできるのがうれしい。