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何度も書き直す。

3/30-31

高所作業車の技能講習にいった。1日目は座学、普段外仕事の面々が少なくとも前のめりに聞いているわけもなく、講師は大変そうだ。二日目は午前中雨の中実習で、その頃になると○○屋さんだとか、あの辺の仕事してるとかの話題をタネに講師すらも巻き込んでその日限りの社交や連帯が生まれた。わたしは優しい同業のおじさんと一緒で助かった。

 

大昔に車両系建設機械の技能講習をとったときはもっとドヤドヤしている人ばかりのなか意味もわからないまま授業をきく宇宙人の扱いだった。自分の意思では無いのによく取りに行ったよな。

 

大昔も今回も女性の受講者は私だけだった(※見た目や声や姓名から判断するにだけれども)。今回はわたしのヘアスタイルが坊主の伸びた短髪で男にみえるといえば見えるし、外仕事が一番長いキャリアになったせいかこちらの振る舞い方もこなれてきたんだと思う。

早い話が男に見えると「女性」ではなく「人間」に扱ってもらっている感じが心地よかった。

 

おれは人間になりたいっていつもウッスラ思っている。難しいカタカナは頭が悪くて覚えきれないし、本当はすべてぶっ飛ばして四捨五入してわかりやすさの海に飛び込んでしまいたい。

のだがわかりやすさの正体が社会の人間の基本形が男なこと(要出典なのだが働き方が健康で家事育児生理のない屈強な男が前提だなとは思うし本で読んだ)なのはやっぱり変えなきゃいかんとおもっとるわけ。

 

んでほぼ男性しかおらんコミュニティはすぐホモソーシャルの法律第一条が発生しがち(これはほんとに要出典)で、とりわけガチャガチャしてる現場仕事のなかで短時間で気に入られて当たり障りなく仕事教えてもらうにはホモソの冗談にわらってあげるのは必要で仲間に入れてもらう儀式としてめっちゃ重要視されてて仕事に一生懸命なほどその引力に逆らえなくて、週に六日も働いているので人格と仕事の性格がオーバーラップしてフェミニズム修行中の自分もホモソーシャルフューチャリングされてしまう。もうほんとわや。いまはその対策に明け暮れている。