all everything

何度も書き直す。

12/25

おまえへ。この街の取るに足らない風景を作っている仕事はなんと3シーズン終えた。「まだ労災で死んでいないだけ」感は拭えないがよくやっている。

 

日付不明

おれみたいにならないでくれ。

 

日付不明

電子書籍を出すことにした。

当時作らないとどうにかなりそうなくせして、できてみれば自己愛のごった煮具合に反吐が出そうだった。おれの視点に価値はないと思っていたから30冊も刷ったのを後々後悔するだろうと思ったのにだいたい1年で売れたし、今年40冊刷った2作目はようわからんが二ヶ月で全部売れた。

 

12/26

さびしんぼだ。

 

12/28くらい

随分前から見知っている保険のおばさんにつみたてする保険の営業を散々かけられていて何回も勧誘してくるから折れて契約しようとおもったら精神科に通っていることでストップがかかり持ち帰りになった。後日、療育手帳、青年後見人の利用者かどうかきいてきた。ビジネス上聞いてるんだろうけど昔から私が中学生の頃から家に出入りしているくせしてよく聞けたものだなとおもった。

 

年末にもう一度だけおばさんがきて、結論から言うと精神科に通っているせいで積み立てはできるけどがんとかになったときに特別に降りるお金のオプションはつけられないことになった。

 

保険屋の営業おばさんが帰ったあと、なぜだかチラッと泣いた。

自分の輪郭がわからず暴れ回った数十年とそれを捉えるために必要だった初診、受診、親を連れての面談、確定診断、ZINEをつくって売った金で作った診断書、手帳、どこからどこまでがおれの努力不足でそうでないのかつねに悩んでいる、1年より長い時間尺を捉えられない人間は保険に入れない。

 

1/9

後日、本社の偉いおじさんがきて療育手帳は?成年者後見人は?と電話とさほど変わらないことを尋ねる無駄な時間があってようやく契約となった。もっと暴れて審査に落ちればよかった。

えらいひとへ。あんたはわざわざ視察したおれがけだものにみえましたか?せめて、モフモフであってほしいものです。

 

それと、「最後に、どうしてこの商品買おうと思ったんですか?」みたいな質問に「営業をかけられたからです」と答えたのは、おれなりの抵抗です。