2022年1月1日21時、除雪のために出勤していた。除雪に携わるようになってから、年末年始のフンワリして楽しいことをしても良い雰囲気は、自分の中からアンインストールされてしまった。おじさんが妹夫婦を巻き込んで何かの形みたいにご馳走だとかケーキをたべたがるのに付き合うだけ、それだけ。子育てした人はケーキを食べないとモヤるようにインストールされてるんだと思う。
頭の中は「雪が降るか降らないか」「出動に呼ばれるのかどうか」だけが焦点になっていて、コロナ禍と、もともと人混みが苦手でほとんど出かけることもないから電飾の「クリスマスギラギラ‼️歳末‼️初売り‼️」の金を落とすよう要求してくる焚き付けに心を引っ張られる罠もするりとかわし、一仕事終えた明け方の帰り道街頭に照らされながらイヤホンして家まで歩く時間がおれの冬の記憶。
そんな日々に日付の切り替わりに意味を持たせるならやはり年末で、あまり刺激のない今のうちに自分を省みて、イマイチな記憶力に焼き付けを試みるいいチャンスなのかもしれない。長くなったが振り返り記事を書く。
2022末〜2023始
コロナにかかり寝込んでいる。1/1からテーブルの上に本を置いてフカン撮りをしてるので動けてはいるんだろうがあまり記憶がない。1/3から除雪に参加しているらしいが、たしか歩くと息が苦しいのがずいぶん続いてしばらくダルかった記憶がある。あの見た目は変わらないのに排気量がクソ狭くなって20kgの砂しか持ち上げられなかった感じ、二度と経験したくない。
1-3月
燃ゆる女の肖像を見てる。木バサミを買う。逆転裁判やってるっぽい。
市営住宅について調べ始めている。
犬と最後の冬だとおもっていてよく写真が出てくる。手術して患部が腫れ上がった写真ですら可愛い。
坊主にする。ファミマからへんな日記を配信する。
ワカサギ釣りに行っているが一緒に行ったオタクたちは自分のことをわかってくれないって理解した分岐点というか、それ以来あまり遊んでいない。ZINEをだすこと、医療機関の受診によってようやく自分を引き受けてくれる言語に出会ったことをあまり喜んでくれずそれぞれのスティグマが織り込まれた感想をくれた。「自己開示がどこまでなら困らせないのか」よくわからなくなって今は距離を置いていて、10年単位で遊んだ人間だからスケジュール的な空白はある。でもおれは自我のないようでもあり、演じていたようでもあるあのキャラクターになぜか戻ることができない。演じてすらいないのだが嘘をつき直すようでとにかくなんだかいやなのだ。
造園施工管理技士の申し込み用紙の申込に苦悩している
高所作業車を取得してる。
藻岩山ロープウェイと開拓の村にいっている。開拓の村はゴールデンカムイの撮影機材車がたくさんきていてテンションがあがった記憶。
アシックスの安全靴を二足買う。インソールDIYにハマる。(というか足の負担を減らさないと3万歩なんて歩けない。)
4-6月
妖怪の孫を見る。
部屋が汚い。
チェーンソーの資格とる。
山に登る。
🥕と大葉をそだてる。
GWは美しい記憶しかない。
破壊と粉砕ってタトゥー入れる夢みる。
5末くらいから仕事無理だなって思い始める。
セコカン2級学科おちるが、もう少し問題を補足して凡ミスを減らしていれば受かっていた。
片目の犬とキャンプ場いく。
中央分離帯でおじさんが喧嘩して胃がひっくり返りそうになる。
先輩と松の剪定いく。
庭のフェンネルに幼虫がいっぱいつく。
7-9月
文フリ札幌に出る。
母親が尿管結石で倒れる。いまは肩が痛いらしい。そんなに長生きしてくれないかもしれないな。
沖縄の映画を見に行ったりする。
まともなジーンズを手に入れる。
剪定の練習をしている。
呪詛の表紙の素材を集め始め、8月頭には下書きを書いていて、末には両方出している。8/16にはADHDの下書きを書いている。すげえ。
帯広に行き人間になる。甘やかされすぎたかもしれない。
証明写真を撮影したが明らかに憔悴している。
適応障害で寝込んだりする。9/8から19まで休む。記憶ないけどたしかZINEの作業やってる。
10-12月
ネバマイに出る。
文フリに出る。おもしろかった。
メガホンさんに置いてもらったZINEが爆売れする。でも原価計算したら赤字で笑う。
セコカンの学科に自己採点で受かる。
トーフビーツとあっこゴリラとチェルミコを見る。
女王蜂を見る。すごかった。
犬の目が手術になり、全盲になる。「あとはきままにお過ごしください」(=余生を過ごせ)と言われて帰ってくる。
12月にストレス源の上司が出向し顔を合わせなくなった瞬間から記憶が戻る。
結論としてはカスの承認欲求つよいパワハラ上司がいるうちは仕事を続けられない。
制作も資格取得もよくがんばった。でもチャンスがねえ。人手が足りないって言うけど上も下も停滞してる。仕事にアイデンティティをもとめるのをやめたい。