all everything

何度も書き直す。

おれは多くの教育を取りこぼしてきて、多くの賃金労働でごみ判定された。脳から発生するネガティブで意味のない思考は意味がないのだと焼ごてをおして、何も話さないようにしたら、自分の気持ちがわからなくなった。いまは、意味のないものは意味があるのだと言ってくれる小さなムーブメントの力に吊られてようやく立っている。

 

おれは何人なんだろうと思うことがある。いや日本人なんだろうけど、

 

頭が悪いとおれの中に浮かぶ疑問がナニ学にあたるのかがわからず頭のいい人の文献にアクセスできないので一生頭悪いまま そういう意味で大学を出た者との剥離を感じる おれはすべての教育機関からみはなされた型なし。

 

弱い者いじめしかできないことを教育っていうな

 

 

川南氏 という呼び方をされて映像研の人物になったかんじがあってよかったし、非常にしっくりきた

 

上司にしばかれた日、おれは羊文学のライブに行く日だった。「説明が意味わかんなさすぎてとうとう泣いちまった。」とだけスパイのジジイと師匠予定地の先輩に告げ退勤した。道中も開演後もだいたい泣いていたがなんの涙かわからなかった。ドリンクチケットで交換したビールの泡は抑うつの結石を溶かしてはくれなかった。酔わなかった。土日おばあわんをつれてキャンプにいき、カエルとトンボを捕まえ、わけわかんねえ野鳥の鳴き真似をして遊んだけど月曜日になるとおれにかかる重力は2倍だった。昼になってから会社に行き「そう言うことがあったのでしばらくやすむ。10日やすませろ。」と伝えた。10日間ただの人間になり、zineをかいた。

 

金の計算ができなさすぎて本屋にzineをおろしたら原価割れした。裁判長!これはもう、お話にならない。おれはzineがうれたらいいなとおもっているが身を焼きながら話を聞いてもらう緊急性はない。ある。やっぱない。値段設定がデタラメすぎる。商業科出身とは思えない。自分が儲かることに興味が持てない。文学フリマ東京はたのしかった。夢のようだった。旅行だと思わないとやっていけないが。

 

 

おれはオマエに見つかりたい。と本気で思うようになった。ほんき、やるき、げんき、こんじょう、はんせい、せいい!おれの嫌いな言葉だ。全てひとがきめるもので形が見えないから。形の見えないものは信じない。でも見つかるためならなんでもしよう。フルカラーで本文を刷ろう。

 

おれの真の野望を打ち明けると「それは無理だよ〜」と弊社のズーズー職人ですら笑う。

 

ほんじつ、公園で交差した明らかなジジイをつれた訪問看護師に「見た目がわかい、僕より年上に見えない」「女性なりの細やかなホニャララ」とかいわれてため息がわりのカウンターとしておれの思想の講釈をたれてしまい頭のおかしい人判定されてずらされた。そのへんのケアマネにすらおれの苦悩をわかってほしくなるほどこの世界にキレている。

 

かわみなみはディフェンスだな」と言われた数ヶ月前から足元がぐらついている。サッカーと野球で全てを語るな。賞味期限がせいぜい23年の年金の「ついで」に働く難聴のジジイに3年目のおれが仕事を教える自転車操業のカスの世界がおれの現在地でそれをディフェンスっていうらしい。渡された遊具リストは改修工事が入る前の古いエクセルで、おれはそれに抗がう手段を苛立ちとやつあたりとボイコットしか持ち合わせていない。嫌味の電話が17時以降にはいる。一生審査員をやっていろ、それか貴様の親族のように病院送りになるか選んでくれ。おれは人を傷つけるためにチェーンソーの資格をとったわけじゃないのにね。

 

男性器をもったタバコ飲みがお山の大将をやって女とアスペルガーに面倒ごとを押し付ける様子は公的空間と私的空間で散々論じられていた19世紀だか20世紀だかのあの構図によく似ている。おれは造園業ではなくずっとケアマネをやっている。つぎに履歴書をかくならばこの3年間を「造園業」ではなく「介護職」と書く。

 

おれもいままでの人生のAI学習から「生活できればいい」と思いすぎた。必死こいてなにかを覚えた結果ジジイを牽引する仕事しか与えられない。もうおそいよ。本当かな。もう30歳、まだ30歳なのに。テメェらの会社の中では2番目に若いのに、もう遅いのかな。おれがそれを不幸と感じるには時間がかかりすぎたね。

 

それでもおれはせめて「女性作業員」だとか「ならではの細やかな」だとか言われないような世界だとか、たまたま大男で筋肉質にうまれたクソッタレの奴らが才能もないのに大いばりと弱いものいじめと潰し合いをした末に衰退する世界だとか、神の職業のひとつである保育士が引率先に居座るおれらにバグってキョドって近くのかわりになる公園すらも尋ねられない世界がすこしでも滅ぶ方向に傾くために醜く足掻いた形のないかたちが残るようあがく。そんな作業員必要とされていないけれど、それをおれの墓標にしてください。かなしいかもわからないほどかなしい。いいんだ。よくがんばっているよ。「おれが一番大変」って主張しないだけ、おまえはおれに誓ったおれだけに適用される法律をよく守っているよ。

 

 

仕事をしたい。労働ではなく仕事をしたい。知らんやつの役に立ちたい。流れもののオッサンの初心者狩りとサンドバッグの役目以外ならなんでもいい、って思ってるのに接客はできない。タメ口の客をぶん殴りたくなるからだ。ずっと座ってパソコンに向かうやつもできない。いつ電話が来るかわからなくて気を張り詰めているとそれぞれのタイピングが脳を侵食して死ぬから。

 

発達障害の子供達を追ったドキュメンタリーをずっと前に見た。電車が好き、道路が好き。全部男の子だった。女児のASDをみつけてくれ。かつてのおれを見出させてくれ。