all everything

何度も書き直す。

退屈だ。

脳の隙間から這い出るたくさんの「不幸になる未来予測」は薬によってコントロールされずいぶん頻度が減り、かわりに激情もない。だからといって現実の膨大なコンテンツに触れるほど脳の余裕ができたわけでもない…っていうかそもそも興味の幅うすいんだったっけ。

薬飲んだって世の中こんなもんか。ってのが感想だ。スタイルを変えたからってレスラーが急に強くなれるわけじゃない、アトモキセチンは仙豆じゃない。

雪も降らず仕事がない。ただお金を使わないように、細く長く息をしている。でも通販で欲しいものは買っているから結局使っているのか。

 

ZINEを電子書籍にしたくて、そもそもどんなZINEかいたんだっけと思って日記ZINEを読んでみたらきちんとおれは過去のおれを引き剥がすことに成功して「すこしだけ他人」になっていた。「未来は明るい方に掛けたいって思い出せるようにZINEにしておく。」と書いてあって、おれはほんのわずかだが明るい未来からそいつを受け取った。

聞け、20代のおまえ。テメェは仕事で八つ裂きになって殺してやると思いながらも、当時よりほんのすこしだけ明るいところにきたぞ。

死ななくてよかったって今なら思えるぞ。それと同時に、いつ死んでも構わないんだ。